加藤 亮平 (Kato Ryohei)

九州大学 大学院理学府 地球惑星科学専攻
地球流体力学研究室 博士課程 4 年
Tel: 092-641-3131(内線8073); Fax: 092-642-2684
居室: 理学部 1 号館 4 階 1423

e-mail:

研究テーマ: 木星大気大規模渦の数値実験
指導教員:中島 健介(助教)

自己紹介

私は現在、木星大気の大赤斑を想定した大規模渦の生成・持続に関する数値実験を行っています。 学部 4 年の特別研究では β 平面上の 2 次元乱流の数値実験を行い、 渦と渦の相互作用の性質や数値計算のイロハを学びました (卒業論文)。 修士課程では木星大気の大赤斑や白斑などの大規模渦の生成・持続を調べた論文 (Williams, 1996)の再現実験を行いました (修士論文) 。 再現実験を行うにあたり、海洋大循環モデルを参考に木星大気 3 次元モデルを開発しました (モデルマニュアルコード: 最新版ではないですがとりあえず... ) 。 博士課程ではこのモデルを用いて、 大赤斑のような大規模渦の振る舞いがジェットを維持するための強制の強さによってどのように異なるのかについて調べています。現在はこの結果をまとめ、投稿論文を執筆中です。

渦好きです。 もともとは台風や竜巻などの激しい渦について研究しようと思っていたのですが、 あまり他の人がやってない領域を研究しようということで、 現在は木星の大赤斑の研究をしています (この話はおいおい詳しく書きたいと思います)。 D1 のときに GFD セミナーの分科会で発表した際にいろいろと突っ込んでいただいた 久保川教授 (北大・環境科学院)には 「地球流体中の孤立擾乱と渦の力学」というタイトルで集中講義をしていただきました(講義の pdf が公開されています)。 また D3 のときに研究室のコロキウムでは 「Rossby 渦の安定性と大赤斑 」 というタイトルで発表を行いました。 最近は、2011 年の 2 月に九大でお呼びした Kuo 教授 (台湾国立大学)の集中講義をかわきりに、 台風への関心が再び強くなっています。 最近(2011 年 8 月)台湾で開催された国際学会 (AOGS2011)でも台風のセッションをよく聞いていました。 台風セミナー2011「発生過程と非軸対称構造の力学」 にも参加しました。

私の所属している地球流体力学研究室 は気象分野である 対流圏科学研究室(対流研)中層大気科学研究室 と非常に仲が良く、 ディスカッションを行ったり、合同でセミナーが開催されています。 自分は流体研のゼミ以外にも対流研のゼミやコロキウムなどに参加し、 勉強させていただいています。 また、波と平均流の相互作用は伝統芸能です。 2010 年に行われた 宮原教授 の集中講義やセミナーは こちらからご覧いただけます。

よく参加するセミナー・研究集会

GFD(地球流体)セミナー惑星大気研究会地球流体力学研究集会多次元データの解析と可視化に関するワークショップ

研究キーワード

木星大気, 大規模渦, 木星の大赤斑, 数値実験, 傾圧不安定, 順圧不安定, 渦の生成メカニズム, 渦の安定性, 渦の移動, 波と平均流の相互作用, 大気力学, 地球流体力学, 惑星大気, 大気大循環

興味のある対象

木星の大赤斑と縞々, 金星のスーパーローテーション, 台風, 竜巻, 傾圧不安定波, ポーラーロウ, ブロッキング , 海洋のレンズ渦, 成層圏突然昇温, QBO, etc ...

研究

おいおいやさしい文章で説明したいと思います。さしあたり、発表予定のアブストを載せておきます。

木星大気の大赤斑のような大規模渦の振る舞いが, ジェットを維持するための強制の強さによってどのように異なるのかについて 3 次元モデルを用いて調べた. 平均場が統計的に定常に達したケースにおいて, 大規模渦の振る舞いは強制の強さによって 2 通りに分かれた. 強制が強い場合は大規模渦が生成され常に存在するが, 強制が弱い場合は大規模渦が生成される期間と形成されない期間が存在した. これらの大規模渦の生成は平均場の線形不安定で説明でき, 平均場から大規模渦への順圧エネルギー変換によって成長していた. しかしながら, 不安定の源である平均場の渦位の分布は東西風速の南北シアーではなく傾圧性(成層の南北分布)から作られていた. このような不安定は, 我々の知る限り, 地球大気では存在せず興味深い.

自主ゼミ

有志を募って英語の本を輪読したり, GFDセミナーの動画をみて勉強しました.

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その他発表・文章

修士課程

履歴

名前 加藤 亮平
生年月日 1983 年 7 月 20 日 大分県生まれ

学歴
平成 10 年 3 月 大分西中学校 卒業
平成 14 年 3 月 大分県立大分上野丘高等学校 卒業
平成 14 年 4 月 九州大学 理学部 地球惑星科学科 入学
平成 18 年 3 月 九州大学 理学部 地球惑星科学科 卒業
平成 18 年 4 月 九州大学大学院 理学府 地球惑星科学専攻 修士課程 進学 (所属:地球流体力学研究室)
平成 20 年 3 月 九州大学大学院 理学府 地球惑星科学専攻 修士課程 修了
平成 20 年 4 月 九州大学大学院 理学府 地球惑星科学専攻 博士課程 進学 (所属:地球流体力学研究室)
平成 24 年 3 月 九州大学大学院 理学府 地球惑星科学専攻 博士課程 修了見込み 博士の学位取得見込み

職歴
平成 18 年 4 月 〜 平成 19 年 3 月 九州大学大学院 理学府 地球惑星科学専攻  ティーチングアシスタント(力学物理数学演習, 地球流体力学実験:テーラー渦 )
平成 21 年 4 月 〜 平成 21 年 7 月 九州大学大学院 理学府 地球惑星科学専攻 ティーチングアシスタント(流体力学)
平成 20 年 4 月 〜 平成 21 年 3 月 九州大学大学院 理学府 地球惑星科学専攻 リサーチアシスタント
平成 18 年 4 月 〜 現在        九州大学大学院 理学府 地球惑星科学専攻 テクニカルアシスタント(学科ホームページサーバ管理)

所属学会
日本気象学会(会員番号:10573)
日本地球惑星科学連合(会員番号:016704)
アメリカ地球物理学会: American Geophysical Union(会員番号:08S085)

業績

学術雑誌等(紀要・論文集等も含む)に発表した論文、著書


国際会議における発表

(口頭, 査読あり)
(ポスター, 査読あり)
(ポスター, 査読なし)

国内学会・シンポジウム等における発表

(口頭, 査読あり)
(口頭, 査読なし)
(ポスター, 査読あり)
(ポスター, 査読なし)